グループホームみんなの家・川崎久地2
散歩解禁!少しずつ遠くへ!!☆久地を散歩されているみなさんのご様子ですヽ(^o^)丿
みなさん、こんにちは。
グループホームみんなの家・川崎久地2です。
寒暖は繰り返していますが、わたしたちの街・久地にも春は訪れ・ときには初夏を感じる季節になってきました。
こうなると散歩好きのみなさんは、・・・「今日はいい天気ね」「いつ散歩に行けるの?」です(笑)
ならばと、神奈川県のまん延防止等重点措置も3月21日に解除されたことですし、当ホームでも4月から散歩が解禁されました。
(みなさんを散歩にお連れするにあたっては、好天気で・温かく・風の強くない日と、人通りの少ない道・時間帯を選び、消毒・マスク装着を必須としています。ちなみに三回目のワクチン接種も終了しています。)
そして、久しぶりの散歩ですからみなさんに無理のないよう、まずはホーム周辺の散歩から始め、少しずつ距離を延ばしていきます。
今回のブログでは、数回にわたるみなさんの散歩のご様子を、距離の視点で大きく三段階に分けて、ご紹介したいと思います。
まずは、ホーム周辺の散歩のご様子です【第一段階】。
ホーム内ではレクリェーションの時間にみなさんで桜を製作するなど季節感(四季のサイクルを感じていただくこと)を大切にしていますが、やはり何と言っても春を象徴する本物の桜は観ていただきたい!・・・これはわたしたち職員の願いでもありました。
幸いにも、八重桜(やえざくら)だと思いますが、ホームの庭で開花していました。・・・このときが見頃です!
みなさんには久しぶりの外気とそよ風を感じ、しばしの間、お花見と日光浴を楽しんでいただきました。
次に、ホーム周辺に加え、少し歩く距離を延ばしても良い方にはより広い地域の散策を楽しんでいただきました【第二段階】。
この頃には、久地の街は、桜色と若葉の緑の二色から、白・黄・赤・青色と色彩の豊かさがより目立つようになりました。・・・「これ何て言う花?きれいね!」「ほほ~!」と草花をのぞき込むお姿、「青空がきれい!」と空を見上げるお姿が見えます。また写真撮影においても「ここで撮ったらいいんじゃあない」「はい、ちーず!」と盛り上がりました。また、土筆(つくし)を発見して数人で眺めたのもこの頃でした。
いよいよ久地の傍を流れる多摩川(下写真の右)やその支流の平瀬川(下写真の左)沿いまで足を延ばしました【第三段階】。
距離を歩ける人はより遠くへ、距離を歩けない人は車椅子を利用して足を延ばしました。
開けた視界を楽しみ、川面をすべるそよ風を感じていただきました。・・・みなさん「気持ちいい!」の連呼でした(笑)
以上が、4月現在までのみなさんの散歩のご様子でした。・・・みなさんお元気です。
そして今回の数か月ぶりの散歩再開を経験してわたしたち職員が感じたことは、たった数ヶ月ですが、それがブランクになり明らかにみなさんの歩行距離が短くなっておられたことです。・・・再開した当初は数か月前に歩いた距離の半分にも満たない距離で息が荒くなられ、足腰が痛くなっておられました。
そしてまだ改善の途中ですが、散歩の回数を重ねる度に以前のように歩くことが苦にならなくなる・歩くことができるようになっておられます。
みなさんはそれぞれ、散歩への想い、身体機能、そのときの気分・体調など異なります。
その時その時のみなさんのご様子を拝察しながら、わたしたち職員はこれからもみなさんと一緒に久地の街の散歩を楽しんでいきたいと思います。・・・みなさんの元気や気分転換のために!
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