志木市高齢者あんしん相談センターせせらぎ
2層協議体~支え合いの地域づくり意見交換会~
生活支援コーディネーターのなおさん(直海)です。
7月6日(土)宗岡第二公民館にて、地域のみんなで高齢者を支えるため、私たちにできることは何か、また、どのような取り組みをしたら地域の活性化につながるのかなど、宗岡北圏域における問題点と今後の課題について、様々な意見交換をいたしました。
メンバーは、上木町内会、羽倉町内会、グリンパーク志木町内会長はじめ、サロン、百歳体操、福祉サービス事業者など、総勢18名が参加されました。
冒頭、飯田所長と工藤相談員による紙芝居(『ハイジョする町』『ハイリョする町』)で、国や行政だけに頼らず、住民たちが主体となって、高齢者を支えていくことの必要性について理解を深めて頂きました。
今回の意見交換の焦点となったのは、急増する高齢者をどのようにして地域で見守るかです。
以下、意見の一部です。
◎戸建と、マンションかによっても近所付き合い、関わり方が大きく違っているだけでなく、町内会の加入率の低迷など、そもそも地域に対する関心が薄くなっている。
◎サロンや制度といった社会資源情報が十分に住民に伝わっていない。
◎サロンでは男性の利用が得られにくく、固定されたメンバーのみで、新規の利用につながらない。
・・などといった問題が浮き彫りになりました。
宗岡北圏域における現状の問題点から見えた今後の課題とし、引きこもりの高齢者と、現役を引退された男性をどのようにして地域参加につなげていくかが、今後の課題のように思いました。
この課題の目標達成のため、宗岡北圏域では、秋に地域住民に対する情報発信の場として、また、引きこもりの高齢者を地域参加につなげていくことを目的としたイベントを開催する予定です。
このイベントを通じて、多くの皆さまに少しでも地域に関心を持って頂いて、みんなで支え合える地域を築いていければと思います。
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