みなさんこんにちは！

横浜市瀬谷区にあります、認知症対応型共同生活介護 グループホームみんなの家・横浜宮沢の介護ブログです。

いつも介護ブログをご覧いただきありがとうございます。

先日、ホームでは心も体もポカポカになる昼食レクリエーション「みんなでカレー作り」を行いました！

ある日、ふとした会話の中でご利用者様が

「カレーが好きなんだよなぁ、食いてぇなぁ」

とつぶやかれました。

その一言にスタッフが反応し、周りも「いいねえ」「やりたいねえ」と盛り上がり、

ご利用者様と一緒に作る“カレーの日”が実現することになりました。

当日朝、「今日はカレーですよ！」と声をかけると、

ルウの箱を手にしたご利用者様が見せてくださったのがこの優しい笑顔。

「おぉ、ほんとに？いいねぇ」と、

まるで夢が叶ったようなうれしそうな表情に、スタッフの心もほっこり。

当日は、エプロンとバンダナ姿で調理に参加していただきました。

玉ねぎやじゃがいも、にんじんの皮を一つひとつ丁寧に剥きながら、

「昔はよくやったよ」「手が覚えてるもんだなぁ」と、会話も弾みます。

炒めた野菜の甘い香りが漂ってくると、

「いい匂いがしてきたなぁ」

「俺が混ぜるよ」

と言い出しっぺのご利用者様が自らお玉を手に！

鍋を前にして、

ゆるゆるとほころぶ笑顔。

見ているこちらまで思わず笑ってしまうような、柔らかな表情です。

「やっぱり、自分が関わってると楽しいなぁ」

そんな空気が伝わってくる、まさに“幸せな調理風景”でした。

途中でそっと味見をされたご利用者様。

ひとくち味わって、「うん、おいしい！」と嬉しそうに。

その瞬間の表情がこちら。

味と香り、そして自分の手が加わったという実感が、

自然な笑顔を引き出してくれました。

今回のような調理レクリエーションは、認知症ケアの観点からもとても効果的です。

・手指を使っての作業

・においや音、手触りなど五感への刺激

・「昔やってた」記憶の想起

・役割をもって取り組む満足感

こうした要素は、認知症の進行を穏やかにする助けにもつながります。

完成したカレーは、おかわり続出の大人気メニューに！

「やっぱりうまいなぁ」「香りも最高だね」と皆さん大満足。

「カレー食いてぇ」と言っていたご利用者様も、

満面の笑みで「うまかったよ、ありがとう」と完食されていました。

グループホームみんなの家・横浜宮沢では、

ご利用者様の「やりたい」「食べたい」「懐かしい」という気持ちを大切に、

日々の暮らしの中で楽しい時間を積み重ねています。

次のレクリエーションもどうぞお楽しみに！

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「宮沢」バス停下車徒歩３分（約180m）

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