小規模多機能型居宅介護みんなの家・稲城長沼
【一日一遊】「デイサービスセンター遊・新横浜」見学へ
YO、皆さん、こんにちは。
みんなの家・稲城長沼の王です。
まだまだ寒い日が続きますが、日差しの中に少しずつ春の気配を感じるようになりましたね。
先週、僕は新横浜にある「デイサービスセンター 遊・新横浜」を訪ねました。
小規模多機能施設の管理者として、日々の介護業務に励む中、同じ会社で働く同年代の仲間との出会いは、ただの仕事以上の意味を持ちました。
30代後半の僕と新横浜の管理者、伊藤さんは年が近く、彼は4人の子供を持つ父親。
僕も昨年生まれた長男との新たな生活に日々奮闘中です。
そんな私たちは、介護の現場だけでなく、育児や日常生活、悩みさえも共有できる貴重な同志として、深い絆を育んでいます。
遊・新横浜の魅力
遊・新横浜は同じ法人、ALSOK介護株式会社が運営しています。
研修会場や有料老人施設と併設され、安心感ある立派な建物の3階にあります。
訪問した日は、スタッフの温かいおもてなしと、利用者様の笑顔に満ちた施設と感じました。
施設では、利用者様一人ひとりが主役として輝いていました。
毎日この場所で過ごすことで自信を取り戻した女性利用者様は、個別訓練中に「ここで動くたびに、まるで若返った気分になるのです」と微笑みながら語り、
筋トレマシンで自分のペースを守りながら、一生懸命に取り込んでいました。
また、自由に使えるマッサージベッドは、体だけでなく、心も解放されるひと時となっています。
特に印象に残ったのは、フラワーアレンジメントの体験でした。
利用者の皆さんが色鮮やかな花々に囲まれながら生け花に没頭する様子は、四季折々の美しさがひとつに凝縮されたかのような、小さな奇跡そのものでした。
その日、お花の先生が6ヶ月の赤ちゃんも連れて参加され、ある利用者さんが「赤ちゃんと花々のコラボレーション、これ以上の癒しはないわ」と笑顔で語っていました。世代を超え、温かい交流が生まれました。
施設の温かい雰囲気、充実した設備、そして何よりスタッフや利用者、仲間との心温まる交流は、僕の心に深く刻まれました。
介護と育児という、どちらも大切な「命を支える仕事」を通じて、日々の悩みや喜びを分かち合えることの素晴らしさを実感しました。
支え合う仲間たちの想い
伊藤さんは、日々の業務やスタッフのマネジメント、そして家では4人の子どもの父親として奮闘する中で、
「正直、くじけそうになることもあります。でも、若いスタッフの成長を見ると、安心感が広がります」と語ってくれました。
僕自身もそうだ。
介護と育児、仕事と家庭の間で、時には迷い、悩むこともある。
でも、同じ世代の仲間がいて、支え合える場所があるからこそ、また前を向けるのだ。
僕たちの明日へ
この会社で働く誰もが、決して「特別な誰か」ではない。
皆さんはそれぞれに不安があり、悩みがありながらも、それでも誰かのために立ち上がり、手を差し伸べています。
「僕たちは、誰かのために生きている。」という想いが、明日を変える力になるのだ。
この仕事に意味があることを、支え合う仲間がいることを、僕たちは知っている。
今日もまた、誰かのために頑張っている。
明日は誰かの笑顔に救われるのでしょう。

