みなさん、こんにちは。

麵屋「みんなの家」の店長、王です～

 

最近ますます寒くなってきましたが、そんな時に食べたくなるものと言えば、何ですか？

そう、ラーメン！

 

先日、利用者さんに「寒い日は何を食べたい？」と聞いてみたところ、

全員が口を揃えて「ラーメン！」と答えてくれました。

 

そこで、私たちスタッフ、閃きました。「これだ！ラーメンレクをやろう！」と。

実は、私、30歳の頃ラーメン店の店長をしていた。

 

あの時の経験を生かして、今日はその頃のラーメンの味を「みんなの家」の皆さんに提供したいと思いました。

スープからトッピングまで、全て手作り。

 

今回のメニューは、醤油ラーメン。

当時のお店の味を再現するため、スープは数日間かけて丁寧に仕込みました。

自家製チャーシューは分厚くジューシー、黄身がとろりとした味玉、歯ごたえの良いメンマ、香ばしい焦がし葱と葱油が絶妙なアクセントを加えています。

 

見た目からしてもう、プロのラーメンそのもの。

「これ、本当に施設のごはん？」と誰もが目を丸くしました。

 

そして、驚きはこれだけではありません。

当時の人気セットメニューだったとして、チャーハンも追加で提供しました。

 

パラパラで香ばしいチャーハンに「お店で食べるのと変わらない！」という声が次々に上がります。

ラーメンとチャーハンの黄金コンビに、利用者さんたちは笑顔でスープまで飲み干していました。

食事が進む中、「王さん、これだけ美味しいなら、またラーメン屋を始めたらどうですか？」と冗談を飛ばす利用者さん、スタッフさんも。

 

「ここがラーメン屋なら、皆さんはVIP常連さんですね」と笑いながら僕が返答。

すると、「次は味噌ラーメンにしてよ」「いや、イタリアンにも挑戦して！」と賑やかなリクエストが飛び交いました。

 

さらに、「ラーメン屋さん、デリバリーもやってよ」「このチャーシュー、1枚だけお土産で持ち帰れない？」というお茶目な声も。

笑い声に包まれる中、今度はパスタにするとみんなと一緒に決めました。
 

「美味しかった！」、「もう一杯食べたいぐらい！」、「俺2玉食ったなあ」と満足気な声が飛び交う昼食の時間。

普段は食が細い利用者さんも、この日は完食。

「こんなに食べられるなんて、自分でも驚き！」と笑顔を見せてくれました。

 

「じゃあ、次はパスタだねー」と利用者様が話すと、一同が大笑い。

食事の楽しさが、笑顔と幸せを生み出した一日でした。

 

施設の食事レクって、ただの食事ではなく、

「心のごちそう」だとスタッフみんなが改めて感じました～