小規模多機能型居宅介護みんなの家・稲城長沼
【一日一心】うまくいかない日だって、大丈夫~
YO みなさん、こんにちは。
みんなの家・稲城長沼の管理者、王です。
私は介護業界で8年目になります。
この仕事を始めた頃は、介護職として現場で働いていました。
利用者様のためにとがむしゃらに頑張っていましたが、職場の仲間との関係に悩んだことも何度もありました。
「あの人の言い方、少しきついな」と思ったり、
「私だけこんなに抱えているんじゃないか」と感じたり…
でも、そんな時期を乗り越えたからこそ、今こうして施設長として皆さんと共に働けているのだと思っています。
現場でうまくいかず悩んでいる方にとって、少しでも力になりたいです。
あなたがここにいる理由
あなたがこの仕事を選んだのは、きっと誰かを助けたいという優しい気持ちがあったから。
現場では、その想いが形になっています。
利用者様の笑顔や「ありがとう」という言葉。
それが何よりの証です。
もちろん、職場の仲間とうまくいかない日があると、「なんで私だけこんな思いを…」と感じることもあるでしょう。
でも、きっとあなたの隣で働く誰かも、同じように悩み、苦しんでいるかもしれません。
だからこそ、時には肩の力を抜いて、こう思ってみてください。
「私は十分頑張っている。今日はうまくいかなくても、また明日がある。」
悩むあなたは、もう十分素敵
介護の現場は、利用者様の笑顔や感謝に触れられるやりがいのある場所です。
でもその反面、忙しさや緊張感の中で、仲間とのすれ違いを感じてしまうこともありますよね。
挨拶を交わすときに少し気まずい空気が流れたり、自分だけが頑張っているように感じたり…
そんな日があると、「私、この仕事に向いていないのかな」と思ってしまうかもしれません。
でも、どうか覚えていてほしいんです。
その悩む気持ち自体が、あなたが真剣に仕事に向き合っている証拠です。
何も感じなければ、悩むこともありません。
悩むあなたは、それだけ人を思いやり、大切にしたいと思っている素敵な人なんです。
すれ違いの向こうにあるもの
人と人が関わる仕事だからこそ、意見の違いや行き違いは必ずあります。
でも、相手の一言や態度の裏には、その人なりの理由や思いが隠れています。
それを知るには、やっぱり時間が必要なんですよね。
たとえば、少し言葉がきつい同僚がいるとします。
でも、その人も実は「ミスを防ぎたい」「利用者様を守りたい」という思いが強すぎて、少し表現が不器用になっているのかもしれません。
だから、まずは焦らず一歩ずつ歩み寄ることが大切です。
今日、無理に大きなことをしなくてもいい。
ただ、朝の挨拶を少しだけ笑顔で伝える。それだけで、少しずつ距離は縮まっていきます。
大丈夫、ひとりじゃない
私も現場で悩んだとき、「誰にも話せない」と思い込んで、ひとりで抱え込んでしまったことがありました。
でも実は、周りの人に素直に話してみると、「わかるよ、私もそう思ったことあるよ」と共感してくれる人がいたんです。
悩んでいるときこそ、どうか仲間や私を頼ってください。
現場のスタッフ一人ひとりが大切な存在であるように、あなたもまた、チームに欠かせない大切な一人です。
明日はもう少し、優しくなれる
介護の現場はチームで動くもの。
一人だけで抱え込む必要はありません。悩んでいることがあれば、どうか信頼できる仲間や私に話してみてください。
あなたの想いをしっかり受け止める人が、ここにはたくさんいます。
私たちは一緒に働く仲間であり、家族のような存在でもあります。
時にはすれ違うことがあっても、お互いを思いやる気持ちがあれば、きっと乗り越えていけます。
「雨の日もあれば晴れの日もある。だけど、どちらの日も、空はあなたの上に広がっている。」
今日がうまくいかない日なら、無理に完璧を目指さなくてもいい。
明日もう一度挑戦すればいいんです。
あなたの頑張りは、誰かの心を温かくしている。それは変わらない真実です。
だからどうか、自分を信じてくださいね。
どんな日でも、あなたは十分に素晴らしい職員です。
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