小規模多機能型居宅介護みんなの家・稲城長沼
【一日一心】記憶の片隅に残る君へ
みなさん、こんにちは。
今日も利用者様に元気を届けに行ってきた、
みんなの家・稲城長沼の王です~
1週間ぶりのブログ再開となりますが、
ワクワクしてきました。
うちの子は6ヶ月となり、ハーフバースデーを迎えました。
嫁は夜遅くまで育児をしながら、お祝いの洋服を作ってくれて、
一方、楽にしている僕はちょっと恥ずかしかった…汗
最近、利用者様に「男の子がいいよ、年を取ったら面倒を見てくれるから」と言われました。
彼は僕の老後生活を支えてくれるかはわからないですが、、
介護の現場で見ていると、娘様のほうが面倒をみてくれる気もします(笑)
そうしたら、「娘もほしいなぁ」と嫁に話してみると、
「いいけど、娘があなたに似ていたら、、、」と笑って返してきた。。°(°´ᯅ`°)°。
明日はきっといい日になる♪♪ ーーー高橋優
明日はとっても優しいK様の誕生日なので、今日は遠方に住んでいる長女様がきてくれました。
K様の誕生日に近づく数日前に、
僕は長女様、また海外にいる次女様と連絡を取り合い、
K様にお祝いの気持ちを届けるためのプレゼントを選んでいることを知りました。
認知症を抱え、今はみんなの家で暮らしている母は、
どこかで覚えていてくれることを願いながら、
そして、たとえ覚えていなくても、ほんの一瞬でも母が安心し、
喜びを感じられる瞬間を見届けたいです… と娘さんたちが話してくれました。
以前、長女様から、
「母は清楚な服が好きで、出版会社にも勤めていたから、本も大好き」と伺いました。
今回はきっと、サプライズがありそうですね~~
姉妹からの贈り物~温もりと懐かしさを届けるために
長女様は、コートやマフラーの冬物をプレゼントされ、
次女様はブーケと本・雑誌をプレゼントしました。
コートの袖を通すことで、心のどこかにある安心感を、
花や本に添えたメッセージを見るたびに、少しでも家族のことをかんじてもらえたら、
と二人が願っている。
プレゼントを受け取ったK様はとても喜んでいて、
娘さんたちから頂いたものと伝えたら、
長女様が会いに来てくれたことを覚えていらっしゃいました。
どこにいても、変わらない家族の絆
記憶はきっと、そんなものだろう。
強く握りしめようとしても、手のひらから滑りおち、
何度も拾い上げたつもりでも、手元に残らない。
忘れたくない人の顔も、あの日の温かな声も、
風に乗って遠くへ飛び去ってしまう。
だけど、心の片隅にその影が、
落ち葉の名残のように、ほのかに残っているのだ。
お母さま、
「おめでとう…」
「ありがとう…」
「忘れないでね…」
たとえ記憶が薄れても…
ずっと、ずっと、側にいるから。
と娘たちはきっとそう思うのでしょう。
僕もこれからK様に、
何かしらの形で、娘様たちの想いを受け取ってもらう。
どんなに離れていても、
この「心に残る家族の絆」をK様に感じていただけるよう、
支えていきたいです。
K様、遠い場所も繋がっているよ…
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